ふれあいの館休館中に レンガの隙間でじっと育った草木たち…

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雑草という草はない・・・確か昭和天皇のお言葉だったと記憶していますが、留守中に侍従が「雑草が茂っていたので一部を刈った」という報告に対して 「雑草という名の草はない。どんな草にも名前があって、それぞれが自分の好きな場所で生を営んでいる。人間の一方的な考え方で、これを雑草と決めつけてしまうのはいけない。」と語った。
奥深い話です。私は天皇陛下万歳派ではないのですが、この言葉はしっかりと私の心に刻まれています。

鳥居原の休館中にこぼれ種が命を育んだのですね。誰にも踏まれずに、水ももらえず、じっと静かに育ちました。
「カンシロギク」と「ムシトリナデシコ」です。
開館の際にはまだしっかりと咲いてくれていると思います。絶対に見つけてください。愛でてやってください。
カンシロギクはノースポールという別名があります。
ムシトリナデシコはコマチソウという別名があります。
面白いことに 名前はいくつも付くのですね。実に面白いです。

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